書評

早歩きしなければ意味がない!『血管を強くする歩き方』【書評】

投稿日:2016年6月22日
更新日:

高血圧予備群で、ダイエットもしなければいけない私。

最近健康本やダイエット本を読み漁っていますが、今回紹介するのもその中の一冊。

ウォーキングの健康効果について書かれた『血管を強くする歩き方』という本です。

血管を強くする歩き方―パワーハウス筋が健康を決める
by カエレバ

筆者は、木津直昭さんと稲島司さんの2人です。

本のサブタイトルには、「心臓病・脳卒中・高血圧・糖尿病を防ぐ!」と書かれている通り、正しい運動習慣で、病気を防ぎ、健康を維持することができるという内容になっています。

運動しない人は早く死ぬ?

適度な運動習慣が、健康のためにいいということは、みんな分かっていますよね。

ですが、なかなか習慣化できず、継続が難しいのも事実。

この本では、運動をしないことのリスクを、実験データの数値ではっきりと書いてくれているので、「運動がなかなか続かないんだよな」という人の意識づけやモチベーションのアップにオススメです。

たとえば、運動しない人は運動する人に比べて早死にする確率が高いというデータ。

1万4000人の男女を8年間追跡調査した結果、運動しない人の死亡率は運動する人の3.4倍であるという実験結果が出たそうです。

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正しい姿勢で速く歩かなければ意味がない

運動しない人の死亡率は運動する人の3.4倍というデータを見てしまったら、運動しなければと思いますよね。

手軽に出来る代表的な運動といえば、ウォーキングですが、実はウォーキングも、ただ歩けばいいというわけではないのです。

3万4000人を対象にした調査では、速く歩く人に比べて、ゆっくり歩く人は心疾患になる可能性が約3倍高くなるということ。

ウォーキングだけでなく、日常の生活の中の「歩く」ということでも、「歩く速度」が長生きや健康に関係するということです。

また、都会と地方では、地方の方が圧倒的に脳卒中になる人が多いそうです。

その理由として、都会に比べて地方の人のほうが「車を使いあまり歩かない」ということや「歩く速度がゆっくりである」ということが関係しているのではないかと本書には書かれています。

速く歩くにしても、膝に過度の負担をかけるような歩き方ではダメで、そのためには「正しい姿勢で速く歩くこと」が大事。

正しい歩き方については、本書に書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。

1日の歩数と生活習慣病との関係

最近の調査では、歩行数と生活習慣病との間にも密接な関係があることがわかってきており、1日の歩行数の目安も指標として出されています。

たとえば、認知症を予防するためには、1日に5000歩歩き、そのうち7.5分は早歩きをするのが効果的だそうです。

それぞれの生活習慣病と歩行数の目安は以下のとおりです。

  • 認知症の予防:1日5000歩、そのうち7.5分の早歩き
  • 動脈硬化や骨粗鬆症の予防:1日7000歩、そのうち15分の早歩き
  • 高血圧症や糖尿病の予防:1日8000歩、そのうち20分の早歩き
  • メタボリック症候群の予防:1日10000歩、そのうち30分の早歩き

一般的には、10分間の早歩きで1000~1200歩程度になるそうです。

最近運動不足になりがちなのですが、この本のデータを見たら運動しないわけにはいきませんね。

1日の生活の中で、運動する習慣、歩く習慣をしっかり取り入れようと思いました。

血管を強くする歩き方―パワーハウス筋が健康を決める
by カエレバ

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