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『美女と野獣』感想。エマワトソンの歌声もGOOD!アニメを超えた傑作ミュージカル映画

投稿日:2017年4月22日
更新日:

くまらぼです。

エマ・ワトソン主演の実写版『美女と野獣』。公開初日にさっそく観てきました。

もともと僕は1991年に公開されたアニメ版『美女と野獣』のほうも大好きで、ビデオで何度も観ています。

そんな僕が実写版『美女と野獣』を観た感想は、ひとことでいうと「最高」

めちゃくちゃ素晴らしくていい映画でした。

アニメ版『美女と野獣』が好きだという人で、実写版を観てケチをつけるという人はあまりいないんじゃないでしょうか。

もちろんアニメ版と比較して多少気になる点も無いことはないですが、それを差し引いてもよくできた実写版です。

観終わった直後の僕の率直な感想としては、アニメ版を超えたなという感じ。

日本のアニメが実写化というと地雷臭しかしませんが、ディズニーが本気でアニメを実写化するとこんな素晴らしい作品ができあがるのですね。

それではさっそく実写版『美女と野獣』について感想を書いていきます。ネタバレありですのでご注意ください。

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アニメを忠実に再現

実写版『美女と野獣』で感心したところは、アニメ版をものすごく忠実に再現しているというところです。

たとえば冒頭のこのシーンだけ見ても、その丁寧さは分かると思います。

忠実に再現しているだけでなく、実写ならではの映像美もあって、本当に映画の世界に没入できる感じです。

 

『美女と野獣』といえば、ポット夫人やチップ、燭台のルミエールや時計のコグスワースなどアニメならではのコミカルなキャラクターもたくさん登場します。

そうした城の住人たちを実写で表現するのは難しいんじゃないのかなと思っていたのですが、その点も大丈夫。

CGでここまでキャラクターの表現を再現できるのかと驚きましたし、城の住人たちが城の主である野獣を思う気持ちなど、内面もより深く描かれているのも良かったです。

新曲も追加、ミュージカル映画として素晴らしい

ミュージカル映画として本当に素晴らしいという点もポイントです。

ディズニーらしい華やかさや楽しさが満載でした。

アニメ版でのミュージカルシーンはほぼ忠実に再現されていますし、それに加えて新曲もたくさんありました。

新曲も含めて曲調に統一感があるのもいいですね。

野獣が1人で歌うシーンとかすごく良かったです。

セットや映像美がすごい

実写版『美女と野獣』では、村の街並み、城の内装など、実物大のセットを作りこんで撮影しているそうです。

上に載せた「朝の風景」のシーンや、こちらのミュージックビデオを見てもその本気度は伝わると思います。

この映像美と音楽、ぜひ映画館で堪能すべきです。

僕は2D字幕版で鑑賞しましたが、IMAX3D版で見る価値は十分あると思いました。

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アニメ版と比べてちょっと気になった点

これまで書いたように、僕としては実写版『美女と野獣』は最高の映画だったのですが、やはりアニメを実写化したことで感じるちょっとした違和感を感じる点もありました。

ただ、この違和感の部分が実写版の作品としての深みを増している部分であるともいえますし、作品全体の素晴らしさの前では全然気にならない程度の些細な点でもあります。

いくつか書いていきます。

メッセージ性を強く感じる

それほど気にすることではないのですが、作品全体に政治的な配慮のようなメッセージ性を感じました。

たとえば、黒人の役者が多数起用されているところ。別にいいのですが、中世フランスを舞台にした映画なのにと、ちょっと違和感は感じました。

 

また、ガストンの子分のル・フウが同性愛者という設定にされて、同性愛を禁止するマレーシアなどの国では実写版『美女と野獣』の上映が禁止されたそうです。

ただ、この点に関しては実際映画で見てみると、僕としてはル・フウのキャラクターにそれほど違和感は感じませんでした。

アニメ版でもガストンを崇拝するキャラクターでしたし、気にしなければ全然気にならない程度の描かれ方だったと思います。

 

一方で、キャラに深みがでて良かったなと思う点は、女性差別を意識させるような視点がアニメ版より色濃く描かれていたところです。

ベルのように女性が読書をして教養を持つということが変なことで、そんな女性が村の変わり者扱いをされるというシーンもしっかりと描かれていました。

そういうベルの孤独感が色濃く描かれることで、価値観を共有できた野獣と恋に落ちるという流れが自然になっています。

ちょっぴりシリアスな設定

最近の映画にありがちなのですが、ちょっぴりシリアスな設定を付け加えるという点も少し気になりました。

ベルの母親が伝染病(おそらくペスト)で死んだという描写がありますが、特にストーリーに深く影響しているわけでもないので、こういうのいらないのではと個人的には思います。

アニメ版でのベルの父親は、結構ユーモアがあって楽しい人物だったと思うのですが、実写では妻を失った悲しい過去のある男という点にスポットが当てられていたのも個人的にはいらなかったです。

ガストンの悪役ぶりが嫌な感じ

悪役のガストンというキャラクターは、アニメのキャラクターとしてデフォルメされた人物なので、実写でこのままのキャラクターでいくとすごく生々しい嫌なやつになるんだなあということも思いました。

アニメでも嫌なやつなんですが、どこか間抜けだったりアニメ的なユーモラスな部分もありました。

これが実写になると、悪役ぶりもすごく生々しくて嫌なだけのキャラクターになります。

ガストンなんて、マッチョでずる賢くてなぜか社会的な地位はあるストーカーですからね。

実際にこういうやつがいたらやばいですよね。

表情や目の動きでの感情表現はアニメ版に及ばない

やはりアニメ版に及ばないなあと思うのは、表情や目の動きでの感情表現。

このシーンだけでも表情や目の動きでの感情表現の豊かさがたっぷり描かれています。

この『美女と野獣』を始め、『ライオン・キング』や『アラジン』といったこの時期のディズニー作品は、目の動きでの感情表現がすごくいいんです。

僕がこの時期のディズニー作品を好きな理由もそこなんですよね。

ベルと野獣の距離感や、野獣の内面のチャーミングさも、この目の動きですべて表現しているといってもいいと思います。

エマ・ワトソン演じるベルはあまり表情豊かではありませんでしたし、このあたりの感情表現は実写では難しいですね。

おわりに

いかがでしたか?

実写版『美女と野獣』を観た感想を紹介しました。

上の方でも紹介したように僕的には最高の映画。

アニメ版が好きな人は絶対に観るべきですし、アニメをみたことがなくても全然楽しめる作品に仕上がっています。

さすがディズニーといった感じの映画で、華やかな世界に入り込める幸せな映画でした。

おまけ

▲ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞。

▲劇中に出てくる魔法のバラが展示されていました。

▲公開から先着で特製ポストカードを配っています。

 

サウンドトラックも売られています。劇中の音楽もすごく良かったです。

 

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