四国旅行で立ち寄ったカフェ「こけむしろ(苔筵)」について紹介します。
こけむしろは、愛媛県西予市宇和町ののどかな里山にあるカフェ。
こけむしろはただのカフェではありません。敷地内ほぼすべてが苔に覆われた、苔
好きにはたまらない癒やしの空間なのです。
敷地内一面を覆った苔と杉並木の様子は、見るだけでも価値があって、西予市の観光名所といってもいいほど。
それではさっそく、こけむしろについて紹介していきます。
この記事の内容
苔に覆われた癒やしの光景が凄い!
こけむしろは、こんなのどかな里山を車で走っていったところにあります。
この看板がこけむしろの入口。
敷地に足を踏み入れると、見渡す限り苔と杉並木が広がっているような感覚になります。
石畳のエントランスを歩くとカフェの建物が現れます。
写真を見ると石垣と段差があるのが分かると思います。
実はこけむしろは、もともと棚田だった場所に作ったものなんですね。オーナーが5年の歳月をかけて苔を育ててこの空間を作ったそうです。
言われてみると、地形的に棚田だったことは分かりますけど、杉の並木も棚田のころからあったのかな。ちょっと想像するのが難しいですね。
カフェのメニューはコーヒーやケーキなど。
ホットコーヒーは、砥部焼のポットに入っています。こういうところもセンスいいですね。
建物内やテラスに座ってコーヒーを飲むこともできますし、建物からすこし離れたところにあるテーブルでくつろぐこともできます。
はあ、癒やされる。
お客さんは結構来ていて、やっぱり人気なんだなあと感じました。三脚を用意して本格的に写真撮影をしている人も何人かいました。
建物の横のテラス。この雰囲気最高。
敷地内には小川が流れていて水車が回っています。山から湧き出る湧き水でしょうか。竹の筒からはひんやりした水も流れていました。
敷地内にはこのような「苔を踏まないように」という看板も設置されています。
これだけの苔を維持するには大変な苦労があるでしょうね。走り回る子どもや犬などのペットを連れていくには向いていない場所だと思います。
こけむしろの見頃の時期はいつ?
僕がこけむしろに行ったのは、真夏といっていい7月末。こけむしろの敷地内も、そうとう暑かったです。その暑さのせいか、苔をよく見るとちょっと枯れかけているものもあったりして、ちょっと元気がないかなという感じもしました。
やはりこけむしろの最高の見頃は梅雨の時期だと思います。苔にとっては梅雨の湿気が最高ですからね。また、こけむしろに行く途中には紫陽花もたくさん植えられていたので、紫陽花と苔という組み合わせを見るという意味でも梅雨の時期が最高です。
梅雨の雨上がりなんかはベストでしょうね。
また、杉の木に混じって紅葉も植えられていたので秋の紅葉もきっと綺麗だと思います。
冬は営業してる?
冬はこのあたりは雪が降ることも多いようです。雪の日に行った人の口コミでは、雪景色のこけむしろも非常に美しいようですよ。
ただし、冬の間は土日祝日のみの営業となるようなので、行くときは注意してください。
おわりに
はあ、本当に癒やされるカフェでした。
こけむしろにはカップルで来ているお客さんが目立ちました。たしかにこの癒やし空間はデートにぴったりですね。
ウェディングの前撮りの場所にこけむしろを選ぶ人も多いみたいです。
僕ももし機会があれば、梅雨の時期や秋にもう一度行ってみたいですね。
以上、愛媛の苔カフェ、こけむしろの紹介でした。
こけむしろの店舗情報
2017年8月時点の店舗情報です。
アクセス
愛媛県西予市宇和町信里2099
結構分かりにくい場所なので、地図やカーナビを見ながら行ってください。
営業日時
営業時間は10:00~17:00。
月曜日が定休日です。
本文にも書いたように、冬季は営業時間が変わりますのでご注意ください。