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『山田孝之の東京都北区赤羽』がすごい!ドキュメンタリーかフィクションか分からない不思議な感覚の作品

投稿日:2016年9月13日
更新日:

こんにちは!くまらぼです。

最近、動画配信サービスのNetflixに入会して、面白そうな映画やドラマをチェックしています。

そうした中で、たまたま観た『山田孝之の東京都北区赤羽』という番組がすごかったので、第一話だけ観た時点での感想を書いておきたいと思います。

 

『山田孝之の東京都北区赤羽』は、2015年の1月から3月にかけて、テレビ東京で放送されていた番組。

2015年に放送されていたのはなんとなく知っていましたが、「なんだか変わったタイトルの番組だなあ」と思っていただけで、内容等は一切知りませんでした。

 

なので今回も、前知識はまったく無い状態でたまたま観始めたのですが、ものすごく不思議な内容でした。

第一話を観終わったばかりの今は、正直この番組がドキュメンタリーなのかフィクションなのか、一体なんなのかよく分からないという状態です。

この不思議な感覚をこの先も楽しみたいので、他の人の感想などは見ないようにして続きを観ていきたいと思っているのですが、まずは第一話の感想を書いていきます。

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『山田孝之の東京都北区赤羽』第一話の感想

『山田孝之の東京都北区赤羽』が本物のドキュメンタリーなのかどうなのかは今のところ分からないのですが、山田孝之の密着ドキュメンタリーというスタイルで話は進行していきます。

番組冒頭では、役者として壁にぶち当たり苦悩する山田孝之が映し出されます。

苦悩する山田孝之

山下敦弘監督の『己斬り』という映画の撮影現場。

山田孝之は主人公の侍を演じています。

敵を斬り倒したあと、自分の首に刀を当てて自害するというラストシーンを撮影しようとしているのですが、山田孝之の演技が止まってしまいます。

監督が話を聞くと、「作り物の刀では役になりきれない。真剣を持たせてくれ」と訴える山田孝之。

山田は、「真剣を用意するか、ラストシーンの内容を変えてくれ」と言いますが、監督はそれに応えることができず、結局映画の撮影は中断することになります。

なぜか赤羽へ

その後、山田孝之は山下監督を自宅に呼び、演技ができなくなった理由を話します。

「自分は役者として色々な役を演じるにあたって、軸が無いことが良いことだと思っていた。だけど、軸が無いので、役になりきらないと演技ができなくなった」

こんな感じのことを言ったあとに取り出すのが、清野とおるの『ウヒョッ!東京都北区赤羽』という漫画。

 

「この漫画には軸のある人たちしか出てこない」、山田孝之はそう言います。

「こうした軸のある人たちのなかで生活することで、自分の軸を見つけたい」

そういうわけで、赤羽に引っ越す、という流れになっていきます。

 

赤羽で生活するにあたり、自分が変化していく様子を撮影してほしい、そう山下敦弘監督に頼み、ドキュメント映像として残ることになります。

 

第一話は、実際に赤羽に行き、『ウヒョッ!東京都北区赤羽』の作者の清野とおるさんと山田孝之が会うところで終わります。

これは本当にドキュメンタリーなの?

全体をざっと見ると、表面的な部分はシリアスなドキュメンタリーに見えます。

壁にぶち当たって心を病んだ若き人気俳優の自分探しと、それに振り回される人のいい映画監督のドキュメンタリー。

 

ですが、よく見ていくと、ところどころおかしな部分が目につきます。

僕が明らかにおかしいよなあと思い始めたのは、山田孝之のマネージャーが道路から見張っているシーン。

山下監督が「すごい見てるよ!すごい見てるよ!」と焦っているのには、吹き出してしまいました。

 

これってコントじゃん!

 

そういう視点で見ると、おかしな部分はそれまでのシーンにもありました。

『己斬り』のラストシーンでの、山下監督の「このシーン、俺が中学生のときに考えたんだよね」という言葉。

山田孝之の自宅の棚に、山下監督の作品のDVDがあるにも関わらず、全部新品の未開封で、山下監督が「観てないんだね。。」とがっかりするシーン。

『ウヒョッ!東京都北区赤羽』を手にした山田孝之が、山下監督に「この漫画を読んでなにか感じませんでしたか?」と問いかけたのに対する、山下監督の、「この人、絵があんまりうまくないよね」という返し。

赤羽に引っ越す山田孝之の荷物が、ひよこの紙袋3つだけというシーン。などなど。

 

一見シリアスなシーンなので、笑っていいのかどうか分からず、おかしさが増幅される感じがたまらないです。

その他にも、漫画家の清野とおるさんが、山田孝之と会う際になぜかポニーを2頭連れてくるのもおかしなところ。

「ポニーは赤羽の名物かなにかなんですか?」と聞く山下監督に対して、平然と「いや、そういうわけじゃないんですけど、山田さんが来るので特別に。。」という清野とおるさん。

そして、当然のようにポニーたちと戯れる山田孝之。

シュールなシーンです。

 

このように、一見ドキュメンタリータッチなのですが、どこまでが本当で、どこまでが嘘なのかよく分からないという構造になっています。

なんだかこの笑ってしまう感じが、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で、板尾創路が出てくる回のドキュメンタリー風な笑いの感じとも似ているような気もします。

もしかしたら、最初からすべてが嘘で、冒頭の『己斬り』という映画もそもそもなかったのかもしれません。

なんだかものすごく不思議な感覚になる作品。

これから先の話も、事前の情報を見ないようにして、新鮮な状態で楽しんでいきたいと思います。

様々な動画配信サービスで観ることができます

2016年9月現在、『山田孝之の東京都北区赤羽』は、「Amazon プライム・ビデオ」「Hulu」「Netflix」「U-NEXT」といった各種動画配信サービスで視聴することができます。

とっても面白い作品ですので、ぜひ観てみてください。


↑Amazon プライム・ビデオへ

 

それと、漫画の『ウヒョッ!東京都北区赤羽』は、AmazonのKindle Unlimitedの対象となっていますので、Kindle Unlimitedに登録している人は読み放題で読むことができます。

 

以上、『山田孝之の東京都北区赤羽』第一話を観た感想でした。

 

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