健康診断のX線検査で、右肺門部腫大という異常を指摘され、人生初のCT検査を受けました。
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今回はその約1週間後。
CT検査の結果を聞きに、呼吸器内科へ行ってきた話です。
健康診断の結果を受け取って、右肺門部腫大という字面を見た時は、結構ヤバい病気なんじゃないの!?
と、かなり動揺しました。
でも、ネットなどで情報を調べたところ、実はこの肺門部という箇所は、太い血管が入り組んでいて、レントゲン写真に影が写りやすく、念のための精密検査が多い箇所であること。
そして、年齢的にも、タバコを吸わないという生活習慣からも、たぶん自分は重大な肺の病気ではないだろうなと、前日まではそう考えて落ち着いた気持ちでいました。
病院の呼吸器内科へ
ですが、いざ当日病院へ向かう途中で、万が一のことがあったらどうしようと、なんだかだんだん不安になってきました。
そして病院に到着。
病院に着いたら、ほとんど待たずに診察室に呼ばれました。
対応してくれた先生は女医さん。
診察室の壁には、ドラマで見たことのあるような、胸部のCT画像が映ったモニターが掛けられています。
たぶんこの時は緊張のピークだったと思います。
ですが、先生が最初に言ったのは、「肺の病気の可能性ということで、心配していると思うけど、そんなに重大なものではない」ということ。
これを聞いて一気にホッとしました。
念のためということで、聴診器を当てた後、モニターに映った私の胸部CT画像を見ながら、検査結果の説明を聞きます。
右肺門部腫大の原因は?
結果として、私の右肺門部腫大は、重大な病気ではありませんでしたが、まったく何も無いというわけではありませんでした。
指摘されたのは、気管支の壁に少し厚みがあるということ。
ただし、程度としては軽度であるということでした。
CT画像を見ながら説明を受けても、素人目には厚みがあるということは分かりませんでしたが、プロが見たら分かるんですね。
気管支壁が厚くなってる原因として、タバコを吸っているかということと、ぜん息をしたことがあるかということを聞かれましたが、私はどちらも当てはまりません。
ただ、肺の病気ということで、私に心当たりがあったのは、子供のころに肺炎で入院したことがあるということでした。
5,6歳の幼稚園生だったころに、肺炎をおこして、病院に2週間ほど入院したことがあるのです。
そのことを先生に言うと、入院するほどの肺炎ということは結構重症で、その時に気管支が炎症をおこして厚みが生じたということはありうることだということ。
というわけで、私の気管支に厚みがある原因は、子供の頃の肺炎が原因だという結果になりました。
ちなみに、喫煙やぜん息でも同じ症状が起きることがあるということでした。
もし私が喫煙者であれば、禁煙をすすめていたそうです。
気管支壁に厚みがあることのリスクは?
最後に、気管支に厚みがあることで、将来的にどのようなリスクがあるのかを聞きました。
答えは、特定の病気に対するリスクが高まるということはほぼ無いということでした。
ただし、厳密に言うと、普通の人よりも肺炎になりやすいそうです。
ただ、肺炎になりやすいと言っても、風邪を引いてるのに雪山に行くというくらい相当な無茶をするというようなレベルで気をつけたほうがいいということで、5歳のころからこれまで肺炎を起こしてないということは、特に問題は無いということでした。
健康診断の結果が来た時はどうなることかと思いましたが、この結果を聞いて、本当に安心しました。
今回のことでは、健康の大切さを痛切に実感しました。
うちの祖父が、会うたびに「健康には気をつけなさい」というのも納得。
まだ若いからと慢心せずに、健康な生活を送っていきたいです。