先日、親戚の挙式で東京ステーションホテルの結婚式・披露宴に参列しました。
参列者は親族のみで、全員で二十数名のシンプルな式。
新郎新婦はそれほど結婚式にこだわりがあるわけではなく、ゲストの交通の便を第一に考えて東京ステーションホテルでの挙式を選んだようです。
少人数のシンプルな式でしたが、東京ステーションホテルの雰囲気がとても良かったこともあって、とても充実した良い式でした。
式の様子をレポートしますので、東京ステーションホテルでの結婚式を考えている方は参考にしてみてください。
この記事の内容
東京ステーションホテル結婚式式場の雰囲気とレポート
東京ステーションホテルの最大の魅力はやはり、歴史のもつ重みです。
1914年(大正3年)の開業以来、首都東京の中心で歴史を見守ってきました。
重要文化財に指定されているので、おそらくこの先この建物がなくなることはないでしょう。
結婚式は夫婦にとって大切な思い出。
その思い出の場所がずっと残り続けるというのは素晴らしいことですよね。
それでは、東京ステーションホテルでの少人数結婚式の流れを簡単にレポートします。
東京ステーションホテルの結婚式場への入口は、東京駅丸の内南口から直接行くことができます。
こんなところに東京ステーションホテルの入口があるとは知りませんでした。
入り口を入るとクロークがあり、そのあと地下の親族控え室に案内されました。
(写真撮るの忘れました)
親族紹介が行われたあと、全員で式場に向かいます。
東京ステーションホテルにはチャペルなどはなく、披露宴会場を結婚式場に仕立てるという形になります。
今回の結婚式は、神前式というスタイルでした。
神前式の場合もキリスト教式の場合も、近くの神社や教会から神職さんや牧師さんが来て式を執り行ってくれるようです。
東京ステーションホテル全体が「洋」の雰囲気なので、率直に言って和の神前式スタイルはいまいち合っていなかったような気がしました。
式が終わったら、同じ部屋が披露宴会場になるということで、ゲストは一旦外で待機となります。
バーコーナーもできていました。
調度品も格式高い重厚な雰囲気があります。
披露宴会場の準備が整ったら、席に着き披露宴がスタートします。
今回は少人数ということで、1つの長テーブルを囲むというスタイルでした。
披露宴の料理についてはあとで紹介します。
公式サイトを見ると、東京ステーションホテルの披露宴はかなり自由度が高く、こだわりがあればその要望に応えてくれるようです。
ただ今回は少人数ということで、シンプルであまり飾りっ気はないけど、ゲストに楽しく過ごしてほしいというコンセプトだったようで、そのとおりとても充実した披露宴でした。
ちなみに、東京ステーションホテルで式を挙げると、ホテルへの宿泊も含まれているようです。
別れ際に少し、宿泊している部屋に入れてもらいましたが、窓からの景色はこんな感じ。
行幸通りを正面に見る最高のロケーションです。
このロケーションでの宿泊体験も、東京ステーションホテルで挙式をするメリットのひとつかもしれませんね。
東京ステーションホテル結婚式での料理の紹介
それでは東京ステーションホテルでの結婚式の料理の紹介をしていきます。
新郎新婦によると、料理は良いものを頼んだということで楽しみにしていましたし、食べてみたら本当に美味しかったです。
食事の前にはシェフから料理の説明もありました。
まず、ナプキンが乗っていたお皿にこだわりを感じました。
これは、東京駅のドーム天井をモチーフにしたものですね。
最初の料理は、カリフラワーのムースにキャビアが乗ったもの。
次は、海の幸と彩り野菜のモザイクビジュー。
パンはおかわり自由でした。
ホワイトキャロットとオニオンのスープ。
アワビの料理。
オマール海老のソテー。
仙台牛とフォアグラの料理。
デザート。
どの料理も素晴らしくて本当に美味しかったです。
それに、料理に合うお酒を提案してくれたりと、式場スタッフの方のサービスもとても良かったと思います。
東京ステーションホテルの結婚式の良いところといまいちなところ
完全に個人的な主観になりますが、東京ステーションホテルでの結婚式の良いところといまいちであろうところも紹介しておきます。
東京ステーションホテルの結婚式の良いところ
・交通の便が良い
東京ステーションホテルの最高のメリットは交通の便かもしれないです。
東京駅直結という最高の立地。
東京で結婚式をするならある意味最高に交通の便はいいですね。
・格式高い重厚な雰囲気
やはり歴史を感じさせる重厚な雰囲気は素晴らしいです。
調度品なども立派ですし、作り物ではない高級感があります。
歴史は古いけれど、2012年にリニューアルされているためか古臭さはまったく感じません。
重要文化財なので建物が半永久的に残るというのもいいですね。
スタッフのサービスもさすが一流ホテルだけあってとても良かったです。
・料理が美味しい
伝統のある一流ホテルですので、料理の美味しさは間違いないです。
・自由度が高い
東京ステーションホテルの結婚式は、比較的新郎新婦のやりたいことをやらせてくれる、自由度の高いウェディングスタイルだそうです。
なので、飾り付けなどにこだわりのある方にとっては良いかもしれません。
でも逆にこだわりがなければ質素な雰囲気になってしまう可能性もあります。
東京ステーションホテルの結婚式のいまいちなところ
東京ステーションホテルの結婚式であまり良くないかもしれないところも挙げておきます。
・チャペルがない
東京ステーションホテルには結婚式用のチャペルや式場はありません。
式の際は披露宴会場を一時的に挙式用にセッティングするという形になります。
そうするとどうしても、荘厳で感動的な結婚式という雰囲気にはならないですね。
なので、華やかなプリンセス願望のある花嫁には向いていないかもしれないです。
あとは、具体的には分かりませんが料金は高めの設定になっているらしいです。
そのあたりもデメリットですね。
おわりに
いかがでしたか。
以上、東京ステーションホテルでの少人数結婚式の様子の紹介と、東京ステーションホテルでの結婚式の良いところ、あまり良くないところについて紹介しました。
この記事が参考になれば嬉しいです!