不審者トラブルについて#9110に電話で相談をしてみた。緊急性のない事件についてどんなことを相談できる?

こんにちは!くまラボです。

 

この記事は、こちらの記事の続きになります。

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前回の記事では、我が家にたびたびやってくる不審者に悩まされていたことについて書きました。

不審者について賃貸マンションの管理会社に相談すると「今度やって来たら躊躇なく110番をして警察を呼んでください」とのこと。

これを聞いて、次にやって来たら110番しようとは決めたのですが、正直なところ少し躊躇する気持ちもありました。

僕はこれまでの人生で幸いにも110番に電話したことはありません。

今回の不審者も、我が家をたびたび訪れる意図が分からず気味が悪いとはいえ、直接的な被害を受けたわけではありません。

それに、相手は中年の女性で、怖そうな男がやって来たとかいうわけでもありません。

こんな状況で警察を呼んでいいのかなあと少し迷いがあったので、ネットで少し調べてみると、緊急性を要しない事件などの相談窓口である「#9110」というのがあることを知りました。

僕としては正直なところ今回の不審者トラブルについて、警察を呼ぶような事態にならず穏便に済めばいいなと思っていました。

不審者が現れる時間はだいたい夜の9時頃と決まっていたので、その時間帯に地域のパトロールを強化してもらうなどという対策で解決できるんじゃないかとも思っていました。

そういうことを頼んだり相談できるのではないかと思い、まずは#9110に電話してみることにしました。

実際に#9110に電話してどうだったか、書いていきます。

この記事の内容

#9110とは?

#9110とは、上のほうでも書いたように、緊急性のない事件やトラブルについて警察に相談することのできる窓口です。

110番にかかってくる電話のなかで、緊急性を要しないものが多くの割合を占めていたことから、事件対応の円滑化をすすめるために設置された窓口です。

ちなみに、#9110について詳しく知りたい方はこちら(政府広報オンライン)

緊急のときは110番、緊急性がないときは#9110

110番と#9110をどう使い分けるかをイメージすると、今まさに事件に遭遇しているのでおまわりさんに来て欲しいというような場合は110番。

それ以外の緊急性がない事件、例えば脅迫されているとか、最近ストーカーに付きまとわれているとかいう場合は#9110に電話するのがいいと思います。

今回#9110に電話した感触からいうと、おそらく事件性のあるトラブルについては、けっこう親身になって相談に乗ってくれて適切なアドバイスなどもしてくれるのではないかと思います。

しかし、刑法に触れることのないようなトラブルの場合は、#9110に電話してもあまり意味のないこともあるようです。

例えば騒音などのトラブルについて#9110に電話しても、民事不介入ということでどうにもできないということになります。

こういうことを把握した上で活用すれば、#9110はすごく有意義なシステムだと思います。

 

#9110に電話したらどんなことを聞かれる?実際に電話してみた

実際に#9110に電話してみた

今回僕が不審者トラブルについて#9110に相談した様子も書いておきます。

#9110に電話をすると、電話に出たのは女性でした。

警察ということで少し緊張していたのですが、対応してくれた女性の印象はというと「聞き上手なおばちゃん」という雰囲気。

個人情報を聞かれるようなこともなく、気楽な雰囲気でした。

親身に相談に乗ってくれる雰囲気

#9110で対応してくれた女性に、我が家の不審者トラブルについて話すと、「それは心配ですね~」「怖かったですね~」と、的確に合いの手を入れてくれます。

そして、ここでもやはり、次にやって来たら迷わず110番に電話して警察を呼ぶようにと言われました。

具体的な要望がある場合ははっきり主張したほうがいいかも

最初は僕としては、パトロールを強化するなどの対策について相談してみようかと思っていましたが、はっきりと「すぐに110番してくれ」と言われたので、もうそのとおりにしようと決心しました。

ただ、僕の場合は不審者はたぶんすぐにまた来るだろうというのが分かっていたのでそれで良かったのですが、場合によっては、実際になにか起ったときに110番してくださいというのではなく、パトロールを強化してなにも起こらないように未然に防いでほしいというような要望もあると思います。

それほど深刻そうでなければ、割りと「実際になにか起きたら110番に電話してください」で済まされそうな印象も受けたので、もし具体的な要望があるのであれば、しっかりと主張するのがいいんじゃないかと思いました。

僕としては、今回の不審者トラブルのように、実際に危害を加えられたというような状況でなくても110番に電話していいんだという確信を得ることができたので、まずは#9110に電話してみてよかったと思います。

 

以上、#9110に電話して不審者について相談してみた話でした。

次の記事は、不審者シリーズ最終話の予定。

不審者がまたやって来たので、警察を呼んだ話です。

続きます。

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