桂浜~嶺北本山町~松山。自然豊かな田舎の素晴らしさを実感した1日[愛媛・高知グルッとドライブ旅行記5日目]

愛媛・高知グルッとドライブ旅行記、最終日の5日目です。

 

4日目の様子はこちら。

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この日は最終日。松山空港を19時過ぎに出発する飛行機で帰ります。土佐山の民泊から桂浜に行き、そこから高速道路で松山まで戻るという行程です。途中では、いま移住先として話題の嶺北地区、本山町と土佐町あたりにも少し寄ってみました。

 

それではさっそく旅行記5日目の様子を紹介します。

この記事の内容

土佐山の古民家で迎えた朝

この日の朝は、土佐山の古民家で迎えました。前の記事でも書いたように、クーラーはないけど、夜は涼しく快適に寝ることができました。朝の6時に大きな音で町内放送?の音楽がなると言われていたのですが、それにも気づかないくらい熟睡。7時過ぎに目が覚めました。

目が覚めると鳥のさえずりと窓から見える緑いっぱいの景色。気持ちのいい朝です。

 

朝食を食べて出発。

 

桂浜の坂本龍馬像

今回の旅行では、定番の観光地という感じのところにはあまり行きませんでしたが、せっかく高知に来たんだから、高知のシンボル的な観光地である桂浜の龍馬像は見ていこうということで、桂浜に行くことに。

桂浜の駐車場に車を停め、階段を上っていくと後ろ姿が。

桂浜の坂本龍馬像、やっぱりいいですね。

僕は以前大学生のときに高知に旅行して桂浜にも来ているので、12年ぶりくらいの再会。

 

▲桂浜もいいなあ。

 

▲オープン準備中のお土産屋さんの大きな看板。「海の向こうはカリフォルニア」。壮大さとユーモアが一緒になったいいキャッチコピーです。

 

本山町のレイホクファーマーズカフェ

桂浜を後にしたら、高速道路で松山方面に向かいます。

その途中、大豊インターチェンジで下りて、嶺北地域に寄ってみることにしました。嶺北地域とは、土佐町、本山町、大豊町、大川村の4町村で構成される地域。

嶺北地域は、ブロガーのイケダハヤトさんが移住した影響などもあって、いま若い人たちが続々と移住している注目のエリアなのです。

実際に行ってみると、確かにすごく住みやすそうな場所です。高知市内から高速を使えばすぐで、思ったよりアクセスはよく、綺麗な山や川があって自然豊かですし、お店などもそれなりにある感じ。

とりあえず、道路沿いにあった「本山さくら市」という物産館に行ってみることにします。

新鮮な野菜を販売している農産物直売所の隣にはパン屋さんがありました。

見るだけで分かる美味しそうなパン。

 

ここは、レイホクファーマーズカフェというお店でした。

 

この日の朝に土佐山の民泊のご主人に嶺北地域でランチにオススメのお店を聞いたら、いくつかお店を教えてくれたのですが、その中にこのレイホクファーマーズカフェも入っていたので、このままここでランチをすることに。

パンにサラダとスープがつくセットもあったのですが、あまりお腹が空いていなかったので、今回はパス。パンとコーヒーだけにします。

てっきりセルフサービス的な感じだと思っていたのですが、パンを食べやすくカットしてくれて、コーヒーもこんなおしゃれなポットに入って2杯分ありました。素晴らしいです。

 

▲こんなおしゃれな角砂糖、初めて見ましたよ。僕は。

 

まさかこんなところに、こんなレベルの高いパン屋さんがあるとは思っていませんでした。このレイホクファーマーズカフェの経営者も、もとは東京の世田谷区でパン屋を経営していて、嶺北に移住したご夫婦だそうです。

コーヒーを飲みながら、ふと近くのテーブルを見ると、MacBookでなにやら作業をしている若者がいます。

こんな田舎にこんなおしゃれなカフェがあって、そこでMacBookをいじっている若者がいる。

これは僕にとってかなり衝撃的でした。都会がいいという価値観は本当に崩れかけてるのかもしれないなあ。

 

土佐町道の駅 土佐さめうら

レイホクファーマーズカフェを後にして、ついでに行ってみたのが土佐町の道の駅 土佐さめうら。

 

流木やメダカが売っていていい感じ。

 

裏手には「やまびこ窯」という窯もありました。

 

帰全山公園と吉野川の沈下橋

最後に寄ったのは、帰全山公園とその近くにあった沈下橋。

帰全山公園の川沿いはキャンプ場になっています、吉野川が蛇行するように流れていて、素晴らしい景色。

 

素晴らしく水が綺麗な清流です。

 

この帰全山公園や本山町の一帯は、野中兼山に縁がある土地なんですね。

野中兼山は江戸時代初期の土佐藩の家老。治水や藩政改革で土佐藩の財政を助けますが、政争に敗れて失脚。一族は幽閉されます。

幽閉された野中兼山の娘、婉を主人公にした小説『婉という女』を書いたのが本山町出身の作家、大原富枝。本山町には大原富枝文学館もあります。ちなみに、婉を含む野中兼山の一族が幽閉された屋敷は宿毛市にあったそうです。やっぱりこうして歴史や文学の舞台に来てみると、感覚的に理解が深まる気がします。

 

帰全山公園のあとは、近くにあった名も無き沈下橋へ。吉野川にかかるこの沈下橋も、すごくいいロケーションで素晴らしかったです。

 

いや~、嶺北いいですね。移住者が多いのも納得です。

 

このあとは高速道路を使って一路松山へ。高速を使えば、高知から松山や高松も近いもんですね。

松山の義両親宅に着いたのが午後3時過ぎ。のんびりしてちょっと早めの夕食を食べて松山空港へ。

本当に充実した旅行でした。田舎へ移住するということについても、少し現実的に考えられるようになったかも。

 

これで4泊5日の愛媛・高知グルッとドライブ旅行記はおしまいです。

 

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